VirtualBox に LinuxMint をインストール

2023-02-262024-05-06

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こんにちは、ふじみやです。

これまで、このブログでは主に Ubuntu を使ってデスクトップ環境を整え、リモートデスクトップ接続をしてきました。

デフォルトのデスクトップ環境（ubuntu-desktop）を変更する方法などを探しているときに、Ubuntu をベースとした Linux ディストリビューションである Linux Mint というものが軽量で使いやすいという記事を多く見てきました。

そこで、今回は実際に VirtualBox に Linux Mint をインストールしてみたいと思います。

使用した環境

Linux Mint は Ubuntu をベースとした Debian系の Linux ディストリビューションで以下のような特徴を持っています。

Linux Mintは、インストールが簡単で、初心者でも扱いやすいように設計されています。また、標準的なデスクトップ環境であるCinnamonやMATEは、Windowsに似た操作感覚で利用することができます。

Linux Mintは、Ubuntuの安定版をベースにしているため、安定性が高いとされています。また、リリースサイクルが比較的短く、バージョンアップによるトラブルも少ないとされています。

以前ご紹介した日本語入力メソッドである Mozc がプリインストールされていることから、日本語環境での利用がしやすいというメリットがあります。

それでは VirtualBox にインストールしていきましょう。VirtualBoxのインストール方法については以下の記事をご参照ください。

Linux Mint の 公式サイト から、使用したいバージョンのISOイメージをダウンロードします。

それぞれのデスクトップイメージの特徴は以下の通りですので、お好みのものを選びましょう。迷ったらとりあえず Cinnamon を選んでおけば間違いありません。ただし、PCのスペックに不安があるなら MATE または Xfce にしましょう。

Cinnamonは、Windowsに似たデザインで最新のグラフィックス技術を採用しているため高いパフォーマンスを発揮しますが、その分他に比べるとやや重ためです。

MATEは、GNOME 2のフォークとして開発されたデスクトップ環境で、軽快な動作が特徴です。多少スペックが低くとも動作しますので、古いPCを再利用したい人にはおすすめです。

Xfceは、軽量かつ高速なデスクトップ環境で、Linux Mintの中でも特に軽快に動作します。そのため、PCのスペックが低い場合でも快適に利用することができます。

VirtualBoxを起動し、「新規」をクリックして、仮想マシンの作成画面を開きます。

仮想マシンの名前やタイプ、メモリーやストレージなどを設定します。ISO イメージの場所は、先にダウンロードした Linux Mint の ISO イメージを指定します。

仮想マシンを起動し、Linux Mint のインストール画面が表示されたら、指示に従ってインストールを進めていきます。

デスクトップ画面が表示されたら、デスクトップ上に Linux Mint のインストール用メディアが配置されていると思いますので、それをダブルクリックしてインストールを進めましょう。

インストールが完了すると Linux Mint の再起動が求められます。

Guest Additions をインストールすることで、仮想マシンとホストマシンの間でのファイルのやり取りや、画面サイズの自動調整などが可能になります。

Linux Mint が起動したら VirtualBox の「デバイス」メニューから「Guest Additions CDイメージを挿入」を選択します。すると、「実行しますか？」と問われるので「実行する」を選択しましょう。

インストール後にLinux Mint を使ってみると、コマンドはUbuntu と同じですし動きも軽快でストレスは感じません。

また、標準の日本語フォントも見やすく、また Mozc がプリインストールされているので Windows を操作しているのと大きく感覚は変わりません。

これから学習用で Ubuntu に触れる際には Linux Mint にしようかな。

皆さんもぜひ使ってみてください。

それではまた。

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